殺しか。さあ出動だ。一癖も二癖もある有能なデカがボルチモアには揃っている。捜査に銃はいらない。勘と経験を頼りに物的証拠をあげ、犯人に気持ちよく自白してもらおう。
Aさんさんから教えてもらったアメリカの海外ドラマ「HOMICIDE(ホミサイド)」。
年間300件以上の凶悪殺人が起こるアメリカ東海岸の街ボルチモアで、捜査に心血を注ぐ刑事たちの姿を克明にレポートした超本格派刑事ドラマ。
これはハマル。
よくある刑事ドラマみたいに銃をバンバンうつようなアクションドラマではなく、謎解きがあるサスペンスドラマでもなく、これは事件にかかわった人間の心理ドラマ。
だから、中には未解決に終わる事もあるし、ただ単に退屈な一日の話だってある。プライベートな悩みを持った刑事がそのまま現場でもひきずったりもする。
でもその中で、人間同士のつながりや個性が徐々に徐々に浮かび上がってくるから、おもしろい。
踊る大走査線でも使われていたやりとりとかカメラワークがこのドラマにもあって、これがいかに後の刑事ドラマに影響させた作品か判断できる。全編を通して非常に丁寧で、なんといってもリアル。これにつきるでしょ。
俺達は推理ドラマや派手なアクションドラマなんて信じない。
信じるのは生身の人間の心理ドラマだ。