1920年代のカリフォルニアを舞台に、石油採掘業者の男の壮絶な欲望や裏切り、心の闇を描き出したこの作品。
稲川淳二のような風貌のこのおっさん(ダニエル・デイ=ルイス)が欲望の沼にどんどん落ちて行く様は、すさまじいしなにより怖さすら感じる。「おかしいなぁおかしいなぁ」。
また何より音楽がこんなにも印象づいた作品はそうない。心の動きにあわせて、後半になるにつれ恐怖感が増した音になっていく。
少し展開に野暮ったさがあるものの、噛めば噛むほど味の出てくる作品だ。
date: 2008.10.02
| categories: CINEMA
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